もう、かなーり昔の話で、時効なので書いてしまいます。
HARRYがソロデビューして、1枚目のDVDを出した頃、そのDVDと摩天楼のDVDを、ストーンズ好きの会社の先輩プロデューサーに渡し、何かできないですかねえと相談しました。
彼は僕の一つ年上なので、さほどギャップなんかないはずなのですが、嘘か誠か、スライダーズのことは知らないと言います。
2週間後くらいだったかな。そのプロデューサーから、DVDありがとう! いいねえ!
某大手洗剤メーカーさんのCMに100万で相談できねえかなあと言われたんですが、その企画が、HARRYに『夢の中へ』を歌ってもらうというものでした。
探し物は何ですかー♪
フフッフー♪
です。
出演+ウタです。
僕は当時、まだ色々スライダーズファン界隈で窮地というか、めんどくさい立場だったので、もし俺がこんな話をHARRYに持っていき、万一まとまりでもしたら、HARRYに面倒をかけてしまう!
そんな感じで、結局プロデューサーに、その企画では僕はのれないので、事務所に直接お願いします…と言ったところ、
えーまじかよー! じゃあいいわー!
とがっかりさせる結果になりました。
おそらく企画コンテくらいまでは進んでいたのでしょうし、申し訳ない気持ちでした。
後日この話を、当時女優だったスライダーズファンの友達と、酒の席で話したところ、
ええええー!
それはないわ!!
絶対進めるべきだった!!
受ける受けないはHARRYが決めることで、いろんなチャンスがあった方がいいわけよ!
今からでもなんとかしなさいよ!
と、盛大に説教されてしまいました。
HARRYはどう思ったろうなあ。まあ、その前に事務所で止まったかもね。
かのプロデューサーさん。
僕が24年前、今の職場に契約社員で入って、一番最初に仕事を振ってくれた人でした。クライアントは小○館さま。
その仕事がヤフージャパンの第一回バナー広告大賞でグランプリを受賞し、100万円もらいました。(とはいえ、クライアント、関係者みんなで、老舗の高級しゃぶしゃぶに行き、二次会に行った人たちもいたのかな? 一晩で消えました! テリブルトウキョー!)
しかし、このHARRYの一件以来、がっつり一緒に仕事をしたという記憶が??? 信用失っちゃったのかも。
彼は今では一○搾りなどで名を馳せ、取締役になりました。