クライアント同席での企画コンテ作業の夕飯。
お昼過ぎにクライアントがやってきて、「夕飯何にしようか? 私は鰻がいいと思うのよ。ひつまぶし美味しいよね~!」と、あはは、なんか旅行に来たようなテンションの人だな。
で、鶴の一声で鰻に決まったのですが、どうやら選択肢は「ひつまぶし」と「うな重」があるようです。
クライアントさまご一行の3人はひつまぶし。プロデューサーも流れでひつまぶし。
制作と編集と僕はうな重。
「えーっ、ひつまぶしじゃないの? ひつまぶしおいしいのに!」
んー、ひつまぶししか選択肢がなかったらひつまぶしでもちろんOKなんだけど、仕事机でテイクアウトのひつまぶしを美味しく食べるイメージがわかない。
そもそものんびり食事を楽しむような余裕もないし、鰻の量はうな重の方が多いのではないかと思ってうな重にしたのでした。
あとから知ったんだけど、ひつまぶしは4100円、うな重は1900円くらいらしいです。
お客さんの支払うお金の中から出るわけなので、先方は遠慮なんかないのですが、でもこちらにとっては経費です。
プロデューサーも本当はうな重と言いたかったであろうことは想像に難くありません。
ついでに言うと、夜に制作がテイクアウトで引き取りに行ったひつまぶしとうな重。
プロデューサーのひつまぶしだけが、朝になってクライアントがお帰りになられ、僕が現場を去る時にもまだ手付かずの状態でした。。。
さてまあ、そんなことは置いておいて、うな重ですよ。
想像してたよりも鰻の量は少なかったけど、それでも老舗の国産ウナギです。
作業のキリのいいところまで引っ張ったので、冷めかけてはいたんですが、それでもものすごく美味しかった!
宇奈ととの550円うな丼とかとはまったくれべるがれべち。
ぐにゅぐにゅじゃないです。これはまさに炙った魚です。
いやー、うまかった。
しばらく、冷凍鰻とかばかり食べてて、鰻が嫌いになりかけていましたが、
鰻の味を思い出しました。