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Channel: スライダーズおやじ
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ウェイトローラーの交換

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またしてもsugerさんにお世話になりました。
感謝感謝です!!

前回、星野設計さんのパフォーマンスランププレートを導入した際、確かに加速の特性が変わってスポーティーになったんだけど、発進時の反応が鈍いというか、回転は上がってるのにスピードがのってこないようなという印象を受けました。
(気持ち的にはクラッチが滑るような感じ)
 
そんなインプレを書いたところ、sugerさんから、もしかするとウエイトローラーの重さが、国内仕様と逆車では違うかもという情報が!
国内向けは18gで、海外モデルは19gかもしれないとのこと。
僕はそれでも、以前と比べたらずいぶんよい感じだし、わずかなフィーリングのことでまたお手数をおかけするのも申し訳ない。
このままでいいかなと思ったのですが、結局甘えてしまうことに m(_ _)m
 
ウエイトローラーというのは、手前の大きな部品の中に納まっているセロテープ(小)の芯のような、タイヤのような形状の重りです。8個入っています。
 
この説明によると、
 
軽いウェイトローラーを使用した場合
・高速回転域で変速が始まる
・回転上昇時の変速動作が遅い
・回転下降時の変速動作が早い
 
重いウェイトローラーを使用した場合
・低速回転域で変速が始まる
・回転上昇時の変速動作が早い
・回転下降時の変速動作が遅い
 
とあります。
 
Amebloの動画3秒ルールで、こんな短くなっちゃってわかりにくいですが、

これが変速の様子です。

 

アクセルを開くとエンジン側(上の動画の右側)のプーリーが狭くなり、ベルトが上がってくる。

車輪側(左側)のプーリーは逆に、アクセルを開くとベルトが下がる。

 

 

アタマがこんがらがってしまうのですが、アクセルを開くとギアが、トルク側からスピード側に移行していくわけで、車でいう、

力はあるけどスピードは出ないローギアから、速く回るけど負荷がかかったら止まっちゃうトップ、つまり1速から4速に上がっていく感じです。

 

ということは、ウェイトローラーが重くなると、遠心力でフロント側のプーリーが早く閉じてくる(=早めにギア比が上がる、早めのシフトアップになる)

 

・・・でいいんですよね。
 

だからもし、ウェイトローラーを異常に重くしたら、低速がなくなって、急坂が登れなくなってしまう。

極端ですが、これでいいのかな???

 

ただまたここでよくわからんのが、CVT(無段階変速装置)なんだよな。

遠心クラッチ? 

 

例えばこれまた極端な例ですが、普通のマニュアル車の場合、ローギアを使わず、ハイギアを使って、本来登れない急坂を登ろうとしたら、アクセルを煽って回転数を上げながら半クラでトルクを得るという荒業があります。(クラッチが削れてダメになってしまうので、やらないほうがいいですよ)

 

もし異常に重いウェイトローラーに換装した(パワーは出ないが高速回転)TMAXが急坂を登ろうとしたら、どうなるんでしょう?

遠心クラッチが自動的に滑って、トルクを生み出すのでしょうか?

 

なんでこんなことをグダグダと書いているかというと、これはひとえに、TMAXを低燃費にするにはどうしたらいいのかということです。
 
つまり、
 
重いウェイトローラーを使用した場合
・低速回転域で変速が始まる
・回転上昇時の変速動作が早い
・回転下降時の変速動作が遅い
 
燃費をよくするには、重いウェイトローラーを入れればいいのかな? という疑問なのです。そして、デメリットはなんじゃろうなという。

以下、すみません。
よくわかってない人間が、よくわかってないなりに理解をしようとして書いています。
読んでもためにならず、面白くもないかもしれないです。

 
 
・低速回転域で変速が始まる
つまり、早め早めにシフトアップしていく感じ。
低速ギアで引っ張らないっていうことですよね。

60km/h巡航時のギア比が高くなる=エンジンの回転数が抑えられる・・でいいのかな? だとすれば、燃費は良くなりますね。
 
以前、JA11Cジムニーにデジタル燃費計をつけたことがありました。なんか発見がいっぱいあって、ゲームみたいで面白かったのを覚えています。
 
僕はそこで初めて、急な上り坂を5速で、今にもエンストしそうなスピードで、ノッキングしながら走ったとき、燃料をあまり消費しないということを知りました。
 
まあ、燃料がエンジンを回すわけなので、エンジンがちゃんと仕事(回転)していない以上、燃料は使い道がないって訳ですな。僕はてっきり、ロスするものだと思ってました。
 
もしこの理屈をツーリング仕様の超低燃費TMAXに応用しようとした場合、どんなデメリットがあるのか。
 
タンデムで富士山上り。トルクが必要な時、アクセル全開にしたらクラッチを自動的に滑らせるような感じになって、トルクを発揮してくれるのだろうか? それとも360㏄の4人乗車の軽自動車のように、1速で、苦しいうなりを上げてノロノロと上がっていくのだろうか?
 
・回転上昇時の変速動作が早い
とにかく、もし18gから19gのウェイトローラーに換えたら、加速がもっさりするが、燃費が良くなるということは何となく想像がついた。
 
・回転下降時の変速動作が遅い
そして、エンブレが緩やかになるということも、想像がついた。
 
以前、sugerさんからも、ウェイトローラーを軽くすると、シフトアップを遅くして引っ張るイメージということで教えていただいたので、おそらく今の僕の認識で良いのだろうと思います。
 
高速巡航時のギア比は変わらないということでしたが、上(加速幅)を残して、100km/h巡航で4230rpm、最高出力時は159.4km/hで6750rpm・・・。

いややはり、CVTが僕はよくわかってない・・・。

 

 

上のサイト、参考にさせていただきましたが、ちんぷんかんぷんです。
そもそも、なんでTMAXに1速と2速あるんだろう?
 
まあ、わからないことを考えていても仕方がないので、この話しはここまでに。
間違いがありましたら教えていただけるとありがたいです!
 
sugerさんのTMAXは、車輪側プーリーのスプリングを交換!
 
微差ですが、右の古いスプリングが短くなっている!
・・かはともかく、金属はヘタるので早め早めの交換は良いでしょうね。
 
もし仮にスプリングを硬くしたら、軽いウェイトローラーを組み込むのと同等の効果が出ることになるということです。レースの世界だ^^
 
さて、すっかり忘れていましたが、本日のウェイトローラーの件に話しを戻します。
結果的に、僕の4型逆車のウェイトローラーも、国内向けモデルと同じく、18gだったということが分かりました。
 
それでも、せっかく取り寄せていただいたので、新品の18gに交換!
そして、ランププレートについているスライドピース(黒い樹脂パーツ)もsugerさんのお勧めをいただき、8個全部新品に交換! していただきました。
 
このパーツは、動力側プーリーの伸縮(開閉)動作のスライダーです。
若干動きが渋かったのですが、sugerさんの凄腕グリスアップで動きが滑らかに!

そして、環七走って帰ってきた印象なのですが、これが・・実は・・印象、激変でした。
 
アクセルのレスポンスがいい。
発進からダイレクトに伸びる。何故だろうなあ???
新しいパーツになったからって、セッティングは同じだし、変わらないはずなんだけど。でも、久しぶりに「あ、メカノイズが煩い」って感じました。(異音という意味ではありません☆) つまり、交換前より回転数が上がって、トルクフルになっているという印象なのです。
 
・・・・・・・。

いや、なんかここへきて突如、急に、原因が解ったかも。

ウェイトローラーが新品になり、ウェイトローラー自体の抵抗が目に見えないレベルだが減って、エンジン側プーリーが開きにくくなったのではないか。

つまりウェイトローラーの遠心力による外へ行こうとする力が、駆動輪側プーリーのバネの押し戻す力に負けて、それで重量より軽いウェイトローラーを付けたような効果が出ているのでは・・・。

そう考えるとつじつまが合う!
どうでしょう???

はは。まあ、でも言うほど違いはないか。
次のロンツーで燃費が落ちてたら、これで正しいのかなと思いますが!

いやしかし、ほんとにsugerさん、ありがとうございました! 
 

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