Quantcast
Channel: スライダーズおやじ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2804

KUSO☆

$
0
0

この春から、夫婦二人きりの生活である。
 
細君とは夕飯の時間も食べるものも合わないので、ほぼ僕一人のために夕食をつくってくれるのだが、買い置きのインスタントですませる日も多い。
 
昨日、残業で遅く帰って来た僕は、「夕飯なんかある? 軽めでいいよ」と細君に言った。僕が以前買っておいた、冷凍汁無し坦々麺を取り出し、「じゃあ、これでいい?」というので、いいよーと答えた。
 
 
細君がタブレットの電源が入らないと言うので、ネットで調べながらアレコレやっていたときに、汁なし坦々麺と発泡酒がテーブルに運ばれてきた。
 
この画像は拾って来たものだが、見た目はだいたいこんな感じ。麺は全体に水分が行きわたっておらず、ところどころ真っ白に乾いたままの部分が見える。
 
僕は解凍トレーのまま出された坦々麺に、「うお、これクソまずそうだな!(笑)」と言ったところ、細君が「ク、クソ!!!???」とびっくりしてたじろいでいるではないか。
 
しまった! これは職場の言葉だ!!
  
 
「クソ忙しい」、「クソ暑い」、「クソやかましい」という言葉は一般的ですが、うちの会社では他にも普通に、「クソ腹減った」、「クソ喉乾いた」、「クソ眠い」、「クソ厚い本」という感じで使われています。

そして必ずしも貶める場合ではなく、「クソ調子いい」、「クソかわいい」、「クソぴったり」、「クソ気前いい」とも用いられます。
 
うちの社内では、「非常に」とか「超」にあたる、ただの普通の強調語なのです。あ、「クソ元気」は一般でも肯定的な意味に使われていますね。
 
 
しかし、これを自宅で使ってしまったのは初めて。うちは上品な言葉遣いのはずなのに! おそらく残業モード&頼まれた調べ物でPCに向かいながらだったので、仕事中のように錯覚してしまっていたのでしょう。

細君のひきつった表情を見て、かなり反省した夜でした。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2804

Trending Articles