みるきーねえさんです。
この曲を聴くと、中1の頃を思い出します。
押し入れの中に破れたソファーを入れて、裸のコーンスピーカーを2つクッション両面テープで壁に貼り、真っ暗な中でよくひたって聴いてました。
でもLPだったので、裏返すときに明るい中に出ていかなくてはなりません。
ささっとレコードを裏返して、また押し入れの闇に戻ります。
今考えると、すごい集中力だったなあって思う。
貪欲に音楽を聴いていたなあと。
酒と薬で体はズタズタ~♪ とか、大好きな曲だった。本当に意味わかってたんかなと今にして思うけど、でも当時の僕は当時の僕なりに、受け止めていたんですね。今はもう、よくわかりますわ。あらゆる方向からズタンズタンなので。
13歳が五才の頃聴いて、懐かしんでるとか、56の今思うとちょっといとおしいです。
さっき思い出したんだけど、うちの母親が、「中島みゆきって変な顔してるよねえ。変な顔してるからああいう歌歌うんだろうねえ」と言ってきたことがあった。
俺はそのころ、中島みゆきの顔なんてアルバムジャケットくらいでしか知らなかったんで、そうなのかとふーんと聞き流したんだけど、ああ、でも結局、俺中島みゆきの顔、ずっとそんなもんだったな。
初めてライブ行ったのは中3だっけかな。
妹も同じコンサートに行ったんだけど、妹は朝早くからプレイガイドに行ってチケット買った、俺は友達(有馬俊之)がついでに買ってきてくれるというので任せたんだけど、そいつは寝坊したとか言って、すげえ後ろの席だった。
コンサートのあと、妹に中島みゆきの顔が見えたかと聞いたら、よく見えたという。
俺はちっとも見えなかった。
んで、中島みゆきの顔は、実のところずっと知らなかった。
初めてまともにその、変な顔の人の顔を見たのは、それから20年以上あとに行ったフィルムコンサートだったと思う。
それと、なんかのドラマに医者の役で出たとき。
コンサートは俺の人生で通算3回しかいってない。どれも後ろの方の席だった。
そして去年のサントリーボス。
んー、まあ、もう若くはないので、容姿をどうこういうんはあれだが、全盛期の彼女の顔を俺は知らないのだ。
なにをもって、母は中島みゆきの顔が変だと言ったのだろうか。
しかしいま、俺もかなりお年を召して、平等な立場で思うのだが、
うちの母は人のことをどうこういえるのかなと。
中島みゆきも、母も、大差ない。
どちらも美女である。