アマプラで見かけたので、みてみました。
ちょっと大袈裟だなと思う部分はあったものの、現場の空気感が僕の勤め先に似ていることもあって楽しめました。
主役は30代女性。
ウェブサイトの制作プロダクション勤務で、制作チーフクラス。
18時10分までの入店でハッピーアワー。生ビール半額の店に通うのが日課となっています。
生ビールと小籠包。実に美味しそうに食べる吉高由里子さんは、見ていて癒されます。
ネットリテラシーの件で大問題を引き起こす新人やら(もしこれが、うちの会社で起きたことだったらと思うとおしっこちびりそう)、取引先からのセクハラ(かなしい)、会社に住んでるやつとか、狡猾にオブラートで包んだパワハラを武器とする上司やら(俺の上司もこのタイプだけどうやり方が下手なので助かってる)まあ、なんか身につまされるところもあったりして面白かったです。
ただ、自分の場合は、定時というものがそもそもない「裁量労働」なので、全く一緒ではないです。
裁量労働制というのは、あらかじめ「みなし労働時間」を制定され、労働者が自分の裁量・考えで、そのひそのときの状況で出社時間と退社時間を決める雇用方法です。うちのような、時間がめちゃくちゃ、仕事と遊びの境界がわからないような職種にはいいらしいです。(例えばネットでだらだらと動画見るのも仕事って言えば仕事、みたいな)
同調圧力とかね。今は俺も全く屈しませんよ。
なんか口の中でモゴモゴ言ってる同僚やら、「ちょっと話しいいかな上司」には、むしろおもいきり、哀れみの笑顔をプレゼントしています。
先輩には、何もなくても19時までいてほしいとか言われます。
そもそも、何か案件が入っているときは別として、14時に出社してきて19時に帰る先輩より、11時に出社して18時に帰る俺のほうが労働時間長いんだが??? まあ、うちに帰っても会社でやってることと変わらんことしてますけどね。
まあ、徐々にではあるけど、やつらにも現代の常識というものを教え込んでいけてるように思います。
ただねえ、議論するとほんとに、ドラマの中のユースケサンタマリアとおんなじ喋り方、おんなじキレ方、おんなじ表情するんだよね。気色わる(笑)
1話かな? 吉高由里子さん演じる主役女性が、一泊人間ドックにいくために有給を使うという場面がありました。
歯医者とかならともかく、人間ドックは業務上の義務なわけだけど、出勤扱いにならんのか? これはうちの方が進んでいるな。
んで、彼女はなんかウキウキで一泊ドックに臨むのですが、1日目で検査を終えて、その夜は日光の豪華な温泉ホテルでおひとりさまビール&ごちそう。2日目は結果を受けた生活習慣指導だけだったかな?
僕の一泊ドックもまあ、似たようなもんです。さすがに温泉はないけど、タクシーでホテル送迎、隣接の映画館で過ごしてもいいし、美術館を見て回ったりして、夜はホテルのご馳走食べて酒を飲むという。こんなうまいこと制度を利用しているのは僕くらいしかいないのかと思っていたので、同類をテレビで見られてちょっとうれしかった。
なんか以前、facebookに一泊ドックで酒盛りしている写真をアップしたら、高校時代の同級生の看護師女性にめたくそ言われて、友達解除になりましたので。まあ、そういう考えの人はそのままでいいと思います。
僕は何も困らないし、相手に嫌な思いをさせたくはない。
関わらないことが大事かなと。
お互いのために。