YouTubeで『B is for Build』さんという方がUPしている、連載動画にハマっています。もうすぐ完成です。ざっと流れを紹介しますね。
サルベージ(salvage)というのは、もともと海難救助や沈没客船の引き上げなんかの意味らしいのですが、壊れたハードディスクや、誤ってデータを消してしまったSDカードからデータを救出するときに使われる言葉としてなじみ深いです。
動かないクルマを復活させるのもサルベージっていうんですね。
不動車オークションサイトで、2009年式ベースグレードのR35の事故車を落札。
20,100USドル は、日本円でおよそ223万円です。
ちなみに中古車情報サイトのGooネットで、近い条件のR35の価格を調査すると、550万円前後あたりからでした。思ったより安かった。
もうR35も10年以上経つんですねえ。
事故車の状況です。
外装はともかく、リアのサブフレームが逝っちゃってますね。300km/hオーバーで巡行可能な4WDには致命的のような…。
それにしても、なんで林の中???
オークションサイトの写真とえらい違いだ(汗)
Fバンパーはショックで落ちたんですかね。エンジンはダメージなさそう。
枯葉ごとガレージに持ち込む新オーナー。
YoTube映え☆
ここが作業ガレージです。
新オーナーさん。
リアガラスやドアを取っ払って、左後部のボディ外装を剥がします。
どんなふうになおすのか想像もつかなかったので、ワクワクしました。
左ドアは中古部品屋からゲット。
オーナーさんはこの白いシートが気にくわないので、よその黒いセミバケットを買ってきました。
純正電動シートを分解。
背中と座面のシートヒーターをセミバケットに移植しました。
ちゃんと助手席分もやってました。
リアシートも黒い社外品(そんなんもあるんか!)に交換してました。
R35といえば、冬タイヤなどへのタイヤ交換でさえ、自分でやることはできないと聞いています。いちいちディーラーに持ち込んで、お金払って、みたいな。
あれ、都市伝説ですかね? そんな印象のクルマだったので、なおさら興味津々です。これはアンダーカウルを剥がしているところ。
トランスミッションをおろしています。
サブフレームとトランスミッション。
分解。
トランスミッション。
新しいサブフレームが入りました。
これって、メーカーからパーツで出るんですね。
左後ろのタイヤハウスを鉄板で新設。
もちろん防錆塗装とコーキングが行われます。
これも中古で手に入れてきた左後ろのボディパーツ。
日本から買い付けた? リアバンパー。
パテ埋め、サンディング。
なんと自前でパール塗装まで!
えっ…(@@;
こうくる?? まじすか(@@;
2か月前から始まったこのシリーズ。現在までに12本上がっており、最後の更新が一昨日でした。もうすぐフィニッシュです!
https://www.youtube.com/watch?v=VjYkxKupL9I&list=PLHFFREt3OXLEmOrsG9409nAsuFZcbhVOS
しかしR35を、350万円安く手に入れるために…いや、パーツもろもろ100万円として、250万円くらい? しかも修理してもまともな性能が出るかわからない事故車ベースで、ここまでやってしまうというのにはびっくりです。
あ、アメリカだともっと高価なのかな??
無事修理が完了し、ドレスアップも完成し、満足顔するオーナーの様子が楽しみです。