ちょうど一年前、日本青年館で42回の歴史のフィナーレを迎えたはずの軍歌祭ですが、新生第1回が本日、日本消防会館(ニッショーホール)にて開催されました。九段会館が震災被害で取り壊しになり、日本青年館が2020オリンピックで取り壊しになり、次は近代的なホールかなあと思ったら、これまた歴史あるホールを見つけてきてくださいました。
主宰の那須戦争博物館☆栗林館長は、一昨年あたり、もういつ天寿を迎えられてもおかしくないな! というくらいに見えたのに、今日はなぜか元気溌剌! うれしい驚きでした。
主催者、出演者側ではいろいろと、難しいこともあったようですが、私たち参加者としては、こうして新旧のにっぽん人がひとところに集まり、戦争で亡くなった英霊たちの尊い魂に感謝の思いを馳せ、平和への誓いを新たにする場所として、このような機会が得られることは、代えがたいことだと思い、感謝しております。
けっして、誰がいなければ成り立たないなどというものではありません。私はどちらの話しも伺っていませんが、仲良くやれたらいいなと思っております。
今日は日本最後の帝国軍人であり、去年亡くなられた小野田少尉の銅像のお披露目がありました。ご存命の同期の方々や、自衛隊関係者・OBの方たちは、軍人の正装で作りたかったそうなのですが、発注者である栗林館長一人だけが、発見時の服装でと推して、私たちになじみの深いお姿の小野田さんとなったとのことです。
また今日は、新しい歌手の方の参加もありました。三枝万祐さんに代わるアイドル登場? パンフレットを会場に忘れてきてしまったので名前がわかりません。インディーズで活動をされている方ということです。のどの調子がふるわなかったようですが、プロの歌手に混ざって堂々とした姿勢を見せてくれました。拉致被害者の方たちへの想いを歌ったオリジナル曲を披露してくださり、じーんときました。
今回も素晴らしい会でした。
次回の日程は未定ですが、おそらく半年後くらいにはあると思います。ご興味のある方はアンテナを張っておかれるといいと思います。
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第1回 帝国陸海軍 軍楽隊 大演奏会
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