8月17日。
この日はバイクに乗らず、孫たちは預けて、ムスメ旦那くんの運転で霊場恐山に向かいます。
子供は恐山に入山すると、霊に引っ張られるため連れて行くことができないのだそうです。
恐山の中腹くらい。
まず最初に冷や水という湧き水を案内してもらいました。
若返りの水とのことです。
老眼が来ている細君がガブガブ飲んでいました。
恐山に来ました。(左右反転)
恐山の地獄めぐり。
そこらじゅうからボコボコと硫黄臭の強い湯気が吹き上がっていました。
こんな場所は初めてです。
僕はろくすっぽ写真を撮りませんでした。ここは写真で紹介するよりも、実際に行ってみる価値のある場所だと思います。
テーマパークのように、いろんな地獄をまわって歩きます。
そしてところどころにモニュメントや地蔵、仏像などがあります。
あの世の旅を終えて、戻って参りました。
なんか観光地の土産屋のような看板で、イタコの口寄せが行われていることがアピールされています。
しかもその口寄せを行う建物は、トイレと休憩所を兼ねています。
地元の方でもレアだという、口寄せの現場に遭遇しました。
相談者はこちらに背を向けていますが、あまりマジマジとみるのも失礼なので(休憩所ですが)物陰から聞いていました。個人情報に関わることは脳内スルーして、聞き止めないようにしました。
イタコからのヒアリングののち、読経が始まりました。
お経は「なむあみーうんだらーかんだらー」というよくわからんものではなく、僕でも聞き取れる普通の日本語でした。
抑揚はなんというか、楽しげなリズムのロックといった感じです。
録音したいなあという思いをグッと抑えつつ聞き入っていると、そのロックなお経にアドリブを挟むような感じで、故人の言葉らしきものが混ざってきます。
呼び出されたのはどうやら、相談者の息子のようです。
コロナウイルスによる肺炎であっという間に亡くなった方のようです。
暇だったとか、車の運転をして帰ってきた、こんなことになるとは思ってなかった、彼女が欲しかったーといったようなことを言っていたので、20代の若者かもしれません。
しかし、これ以上は流石にプライベートだし、僕の邪念が降霊術?を邪魔しかねないし、万一ぼくが口寄せを依頼する日が来た時に「あー、こういうパターンね」みたいなネタバレ???を感じて集中できなくなるという危険性を感じ、立ち去ることにしました。
いやー、貴重な体験だった。
このあと、むつの名物という「みそか焼き」というものを出す店に連れて行ってもらったのですが、時間が遅かったため、あいにく食材切れ。そこで、お土産物産センターみたいなところの食堂に行きました。
みそ貝焼きと書いて、みそか焼きと読みます。
ホタテ、豆腐、キャベツ、あおさですかね? 生卵を溶きながら焼いていきます。
おまかせ海鮮丼。
無茶苦茶美味しかったです。中央は大トロ、鮭はサーモンではなく鮭でした。
今年のお中元にいただいた焼肉のタレ。
テレビかなんかで知名度が全国区になってしまい、品薄だそうです。
ガラスの浮き。500円。
こういうところで見かけると、安い! かっこいい! 欲しい! ってなってしまう。
しかし細君がやってきて、あ、これ! 新潟の実家の玄関の脇にあるやつだねーと言われてハッと気がつく。
そうだ、これはいらないやつだ!
ムスメがドラッグストアに買い物に寄った。
その間、駐車場でふらふらしていたのだが、なにげなく向かいの食堂に目をやってびっくり。
看板のお献立に、ライス、みそ汁が載っているのか!!
次にデパートにやってきた。
ムスメ夫婦と細君が1階のスーパーで買い物をしている間、僕は一人で2階を散策。
売り場がなんとも、昭和であった。
子供の頃を思い出す。
ホンダとサンリオのコラボTシャツがあった。安かった。買わなかった。
喫茶店にパフェがあった!!
もう東京では絶滅したのではないかと思われる、昔のパフェ!
これは絶対、細君が喜ぶに違いない。
1階に戻ると、まだみんなは買い物中だった。
みたこともないほど巨大な菓子パンが売っていた。
なんだこれは! とりあえず3個買った。(おいしかったよ!)
案の定、細君大喜びでした。
お腹いっぱいだから食べられないのが残念と言いつつ、しっかり注文して食べていた。
旦那くんの実家にただいまー!
あちらのお父さんお母さんは孫たちに振り回されてヘトヘトになってました。すみません。
んで、夜は旦那くんのおねえさんも一緒に、お庭で花火を楽しみました。