今時のボクシンググローブは、親指部分がグローブ本体から離れないように紐でつながっている!?
いつからだろうな? 長男がクレイジービーに入門したとき、中2だったか、まあ、12年前くらいか、そんときに買ってやったやつもここがつながっていた。
サミング(親指で目を突く反則)防止のためかなーとか、パンチのときに親指だけが当たって、親指が脱臼するとかの防止? などと漠然と思っているが、まあそんなことはどうでもよい。緩んだ帯を締めなおすのに、うまく掴めなくて邪魔だから、切りました。
Amazon送料込999円なのに、ちゃんと作られてます(笑)
他の道場生はみんな、パンチンググローブかオープンフィンガーの類で、こんなでかいのを使ってるのは僕だけです。
でも特に、師範に注意もされないので、良かったです。
このところ、昇段昇級審査会で連続組手をやる先輩たちのための、スタミナ強化の稽古が続いております。
練習台をつとめさせていただいていますが、毎日きついです。今日も何発か大腿部に良いのをもらい、稽古の帰りの何もない道で、つんのめって転びました。今も痛いです。
中学生のころ、新日の初代タイガーマスクのローリングソバットを真似して練習していたことがありました。
父はそんなのは当たらないだの、効かないだの、正論を言ってくるので、ひとりのときにこっそりやってました。
しかしやはり、あれはカウンター技なので、重たいサンドバッグ相手だと、あんまり面白くない。
その延長上で、自己流で編み出したのが、回転後ろ蹴り。
わざとスローモー気味に空振りした、顔の高さの回し蹴りで釣り、そのまま屈み気味に素早く回転し、その遠心力を生かして畳んだ脚を伸ばして蹴る後ろ蹴り。
これはいいです。足裏で蹴るから、硬い革の継ぎ目でも全く痛くないし、体重と遠心力が乗るので、全然疲れずに、豪快にサンドバッグが揺らせます。
役に立つはずのなかったこの蹴りが、なぜかいま、極真のスパーリングと相性がいいらしく、バカスカ決まります。本気で蹴り込んでないのですが、カウンターで入ると勝手に吹っ飛んでくれます。
この蹴りのおかげで、ちょっとスパーリングが楽です☆
実はもうひとつ、サンドバッグくんと一緒に作った、オリジナルの蹴りがあります。
マンガの影響か、自分のオリジナルの技とか、子どもの頃はよく考えてました(笑)
まだスパーリングでは試してないのですが、これも自分が疲れない、痛くない、リスクもない蹴りです。
名付けて、スーパーローキック!( )
これはサンドバッグの、床すれすれのところへの素早い回し蹴りです。軸足はほとんど仕事をせず、上体を反らして振った反動を用いて、重い蹴りを放ちます。相手の体重ののった前脚のくるぶしあたりを執拗に攻めていためさすか、蹴りでさらって転ばすイメージ。
父はもちろん、他の練習生もやってない蹴り方なので、たぶんこれも合理性のないところがあるのでしょうね。でも、カウンターを絶対にもらわない、自分は安全圏という蹴りであり、しかもスタミナ切れしていても出せる、いい蹴りだと思ってます。
使えるかな?
そのうち試そう。